助けを求めるのって難しいよね
~気づき」を「行動」に変えるヒント~
こんにちは。臨床ソーシャルワーカー/心理セラピストセラピストのガルシア明日香です。
今回は、「助けを求めることの難しさ」についてお話しします。普段は人の話を聞く側にまわっている私自身が、実は「助けて」と言うことにどれだけ勇気がいるかを、深く実感する体験がありました。このブログでは、音声の内容に沿って、「気づきを行動に変えるためのヒント」をシェアしたいと思います。
💡 助けを求めることが、なぜこんなにも難しいのか?
それは、「弱さを見せることはよくないこと」「頼ったら迷惑かもしれない」「ちゃんとしているように見せなければ」といった無意識の思い込みが関係しているかもしれません。
私の場合はアメリカに住んでいるなかで、移民やマイノリティとして生きていますが 「自分でなんとかやらなきゃ」「強くなければ」という文化的・社会的なプレッシャーを感じているなかで、「周りに迷惑をかけちゃだめだ」という長年の思い込みもあったと思います。
✨小さな「気づき」を大切に
今回のテーマは「助けを求める」ですが、その第一歩は自分のこころの声に気づくことから始まります。
本当は疲れている
本当は誰かに聞いてほしい
本当は少しだけ、誰かに頼りたい自分がいる
そんな気づきを、「大したことない」と片づけず、ちゃんと見つめてあげることが、自分自身を大切にする最初のステップです。
✨気づきを行動に変えるためにできること
助けを求める行動は、「誰かに重荷を預ける」ことではなく、「自分をひとりにしない」ための選択でもあります。
たとえば:
信頼できる友人に「ちょっと話したい」と伝える
セラピーや相談窓口の情報を調べてみる
自分の正直な気持ちをノートに書き出してみる
小さな行動でも、それは確実に「気づき」を形にする一歩です。
🧭 セラピストからのメッセージ
私自身も、今でこそ支援する立場にいますが、周りに頼ると言うことが怖くて、ずっと我慢していた時期がありました。
でも、「話していいんだよ」「弱さを見せてもいいんだよ」と言ってくれた人たちのおかげで、私は変わることができました。
助けを求めることは、勇気の証であり、愛の選択です。 どうか、「頼ってもいい自分」を許してあげてくださいね。
🎧このエピソードを聴いてみませんか?
今回の内容は、私のポッドキャスト Brighter Days Talk(ブライター・デイズ・トーク) で詳しくお話ししています。